中日は米大リーグ・マリナーズ傘下3Aでプレーしたジェーソン・ボスラー内野手(31)と来季の契約で基本合意した。今季は3Aで31本塁打、110打点をマークした左の長距離砲は、一塁に加えて三塁、両翼を守れるユーティリティープレーヤー。ドラゴンズは5年連続でリーグワーストの得点力が喫緊の課題だが、打線の起爆剤として期待が懸かる。
3年連続セ・リーグ最下位からの浮上には、得点力不足の解消が欠かせない。課題の克服へ向けて、竜が獲得へ動いたのは長打力が魅力の新外国人のボスラー。身長185センチ、体重100キロという恵まれた体格から打球を飛ばす左打ちのスラッガーだ。
2014年にMLBドラフト16巡目(全体469位)でカブスから指名を受け、17、18年には2年連続でマイナーリーグの有望な選手による野球のエキシビション「オールスター・フューチャーズゲーム」に出場。ジャイアンツ時代の2021年にメジャー昇格し、メジャーでは通算4年間で10本塁打を放った。昨年3月に開催されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)米国代表でメジャー通算53勝のメリル・ケリーに対して打率4割2分9厘と打ち込んでいる。
秘めた長打力はあなどれない。今季はマリナーズ傘下の3Aタコマでプレー。計119試合に出場して打率3割3厘、31本塁打、110打点をマーク。3Aでは5年連続で二桁本塁打を放ち、マイナーでは通算162本塁打。過去には今季までカージナルスに在籍し、メジャー通算112勝を誇る右腕、カイル・ギブソンからメジャーの舞台で一発を放ったこともある。
幅広い起用法を可能にするユーティリティーさも強みだ。今季は一塁、三塁、左翼、右翼の守備に就いた。本職は内野手だが、春季キャンプでは外野の練習にも取り組む予定。来季の外野手の布陣は、細川と岡林がレギュラーの基本線。残る一つのポジションを大島、鵜飼、ブライトらと争うことになる。
得点力不足は竜の大きな課題だ。今季は373得点。5年連続でリーグワーストの得点数となった。本塁打が出にくいバンテリンドームナゴヤが本拠地だとしても、一振りで流れを変えられる長打は今のドラゴンズにとっては魅力的だ。
井上新監督を迎えて戦う2025年。球団はボスラーのほかに、先発投手の市場にも注目している。選手層の厚さが何よりものをいうペナントレース。育成と補強の両輪で、まずはAクラス入りを目指していく。
https://www.chunichi.co.jp/article/992254?ref=spo_top_sp_mainnews
YouTubeで「獲得か」などといわれていた、ボスラーと基本合意したみたいですね。
さらにスポニチによれば、上記の3Aでの成績に加え、出塁率.371、OPS(出塁率+長打率)は.944だそうです。
ここ数日ネットに挙がってた選手ですね。
一三塁と両翼を守れる左のスラッガーだそうで、井上監督の希望するユーティリティーなプレーヤーというのにマッチした選手かな。イメージとすればカリステ選手を左打ちにして長打力をプラスした選手でしょうかね?
未知の新外国人選手に過度の期待は禁物ですが、左の長距離砲がほぼ皆無なのでクリーンアップ、若しくは6番あたりでドラゴンズの打線の軸として頑張ってもらいたいですね。
アレックスオチョア選手のように
打力のパワーだけじゃなく、
肩や脚力含めた全体的に身体能力が高い選手なのか、
パワーはあるけど鈍足な打撃に特化した選手なのか気になります。
前者なら外野、後者ならファーストかな。
ボスラー選手・中田選手・カリステ選手・ブライト選手・鵜飼選手
で対戦相手や球場を考慮しながら好不調を見極めてレフト・ファースト・代打の切り札でまわせられれば大分打線に厚みが出てくると思います。
左打者の方がランナーを進めやすいですし、中軸に左打者がいれば投手を1人余分に使わせる事が出来るのでなんとか日本の投手に対応出来るようにサポートして欲しいです。